2006年1月15日 成田山新勝寺


JR成田駅


ちょっと遅くなりましたが、この日初詣に出かけました。既に、地元の神社(大神宮)には、初詣を済ませているので、初詣ではなく、正確には”二回目詣”です。





1月も15日になっているので、そんなに人出はないだろうと、タカをくくっていたら、参道はこの有様。
人、人、人でいっぱいでした。


成田山の参道は、このように古い家屋が立ち並んだなかなか風情のある佇まいです。

また、成田は近くに空港があるという特徴があり、意外に外国からのお客さんや、洋風のバーもあり、なかなか面白い雰囲気があります。

大野屋

成田山のすぐ手前に面白い建物があったので、思わず写真を撮りました。

どうやらこの館は旅館のようです。建物の壁に下の写真にある説明が貼ってありました。
また、この貼り紙のすぐ隣に「成田市初 有形文化財」とありました。

成田山新勝寺

新聞報道によると、今年三が日の初詣客は昨年より407万人多い9373万人で、この数字は統計が残っている1974年以降では最多ということです。

初詣客の多さでは、成田山は常に上位に入り、今年も明治神宮の305万人に次いで全国で2位(275万人)とのことです。

成田山新勝寺は、天慶3年(940年)寛朝大僧正によって、開山されました。

寛朝大僧正は宇多天皇の孫にあたる人で、朱雀天皇より平将門の乱平定の密勅を受け、弘法大師が敬刻開眼された不動明王を持って、海路、陸路を通して成田の地に辿り着いたとされています。


聖徳太子堂


日本に仏教を広めた聖徳太子の像が収められているお堂。
建物は平成になってから建てられたものだそうです。

写真はご神木とこのお堂を一緒に入れるため、広角レンズを使用しました。

光明堂


大本堂の脇から成田山公園が広がっています。
石の階段を上がり、最初に着くのが光明堂です。このお堂は元禄14年(1701年)に建立され、国の重要文化財に指定されています。



お堂には商売繁盛を祈願し奉納したと思われる不動明王の剣が掛けられています。




お堂の軒に居座っている魔除けの獅子。
今にも動き出しそうです。


平和大塔


さらに先へ進んでいくと、この大きな塔に出会います。
この塔は約60mもあり、中にはご本尊である不動明王が安置されています。


成田山公園は文字通りの山で、平和大塔がこの山のピークとなります。

あとは下りの道が続きます。山腹は森が覆っていて、日があまり当たらないせいか写真のように至る所が苔むしています。

 NIKON F80 + AI AF Zoom ED 18〜35mm F3.5〜4.5D
 FUJICHROME TREBI 400



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